双極性Ⅱ型の呟きの行く先

双極性障害Ⅱ型の元早稲田生。何をこなすのも下手。

子ども

天気予報が頼りにならない時期である。

雲の切れ間から差すわずかな光を求め、この時期にしては珍しく外出が多くなった。

 

課題に追われていた忙しい日々も、今となっては遠い過去のように感じられる。

 

そんな日々を終え、一段落した今日。

ボランティア活動として、子ども達と水族館へ行った。

 

その水族館は海獣の類よりも、様々な海の魚が多く展示され、それぞれの色彩の違いに目が惹かれた。

 

海鳥の類も多く、私は空水両用のウミガラスに羨ましさを覚えた。一体、空と海の世界を経験できる世界とはどのようなものなのだろう。

 

子ども達はと言えば、彼らはそれぞれの世界観で持って海の世界を楽しんでいた。もっとも、外遊びの方が多くの子どもは望んでいたみたいだが。

 

子ども達のエネルギッシュな姿には、毎度驚かされるばかりだ。自分もそんな時代を経た事にも驚きである。

 

成人して以降、子どもの見る世界や意識をすっかり忘れてしまった。彼らに共感出来る面もあるが、それ以上に底なしの可能性に羨ましさを感じるばかりである。

 

大人と呼ばれる立場になった今。

本来子どもに苦手意識があったにも関わらず、こうして対等な遊び仲間になっている。

 

理解の出来ない存在として決めつけていた過去に比べれば、理解しようという意思を持つのは大きな進歩のように思っている。

 

将来、子どもに関わる職につくかもしれない事を考えると、この経験は今後も大事にしていきたい。

 

さて、考えのまとまらない駄文になってしまった。

 

疲れた後のアイスコーヒーは美味い。たとえ空が雲だらけの憂鬱な日だとしても。