2020-02-26 生 沈黙。涙を飲む沈殿。 そこに涙はないが。 声に出ない感情が、渦巻く。 孤独が、渦巻く。 死にたいなんて、もう思わない。 ただ生きる事の辛さをひしひしと身体を痛め付ける。 痛い。 頼るべき相手は頼るに至れない。 真に頼りたい存在、そんなの、もう分からない。 仲間がいてなおの事それ以上を求める。 何故。 何が欲しいのか、欲しかったのか。 私にはもうなにも分からない。 ただ忘れたかった。 忘れられるほどの衝撃が、刺激がほしい。 生にしがみつくために。 待っているのは、極めて平凡な優しい日常。 その真綿のような優しさが、 今はとてつもなく痛くて仕方がないのであった。