双極性Ⅱ型の呟きの行く先

双極性障害Ⅱ型の元早稲田生。何をこなすのも下手。

孤独

孤独。
でも今は耐える時。
他人の優しさを受け取っては、一人で噛み締める時。

別れは、予期していた事。
遅かれ早かれ訪れていた結末。

それでも、その締めくくり方はあまりに稚拙であった。


別れる、のであれば極めて穏便に、平和な形を望んでいた。


私の踏み切れない一歩が、
相手を苦しめる言葉へと変貌し、針を刺すかのようであった。
責めて、詰って、愚かな事をした。

最後の最後で、
私は信念である優しさを貫き通すことが出来なかった。
誠実さもそこには無かったに違いない。


馬鹿なことをした。
久々の涙は、もはやどの感情を表したものか分からない。


後悔、怒り、悲しみ。
どれとも区別のつかない、混合状態。

希望などない道だった。

それを知っていたからこそ、
立ち止まる勇気も、後退する勇気も無かった。

前へ進めば何かが変わるなど、甘い考えに過ぎなかった。


希望など。


私に突き付けられた過去の遺物は、もはや変えられないもので、
また、他人もやはり変えられないもので。


それなら、もうこの道を進む事等出来ないじゃないか。


私は望む。
かつて敬愛していたその人の幸せを。

私は祈る。
かつて敬愛していたその人の未来を。


私が出来る事は、もうこれくらいしか無いのだ。


さようなら。
馬鹿な自分、馬鹿だった自分。

涙を流しながら、後ろを振り向きたい欲を堪えながら、
あなたを糧に、
変える事の出来る未来を目印に進む事を選びます。

ごめんなさい。

さようなら。