忙しさ
桜が満開になるのは早い。
そして気づけば春一番に吹かれ、道路が花びらで覆われる。
そんな桜のように、満開になっては吹かれる、慌ただしい時間を過ごしていた。
通常の就活を断念し、試験を終え、そしてまた試験に追われている。
そして気づけば2日後には新学期が始まる。
暇を求めながらも、やることが無くなると時間をもてあます。双極の波をコントロールするには、この性分すらコントロールせねばならない。
この一年は正念場だ。
それは卒業がかかっているからというだけではなく、自分という機体をどう制御していくかという闘いでもある。
忙しさを乗り越えるために120%の力でもって挑むのではなく、80%を保っていく。
桜や向日葵のように、季節を待って咲き誇るのではなく、常緑植物のような強かさを備えたいものだ。