双極性Ⅱ型の呟きの行く先

双極性障害Ⅱ型の現役早稲田生。将来は不透明。

再生

私はどこへ行けば良いのだろうか。

 

願わくば、このブログを開かない程に、

極めて正常に健康でいたかった。

 

しかしそれはやはり叶わない。

私の枷は思った以上に自由を許さない。

 

行き場をなくし、カフェを渡り歩く。

 

暇つぶしに、と備えた本をめくる指は重い。

 

傷を塩で塗られるかのように、

今は読む事が痛く、拒絶反応を起こす。

 

痛い。

そう、痛いのだ。

 

原因は分かっている。

しかし、

それは時と共に忘れ、回復を祈るしか無い。

 

幸いなことに私のレジリエンスは残存している。

そして新たな信念を獲得した。

 

弱さを刃物の如く人に突き付ける防衛方法は捨てる事。

それは強さでは無いという事。

弱さを盾に、人の目を引く事をしない事。

 

教訓を肝に銘じ、今日も紅茶を啜り、生きる。

 

 

自由

理由もなく、せわしない街を歩く。

 

視界に入った公園に寄り、

太陽光に当たりながら本を読む。

 

何と緩やかな時間だろうか。

誰にも何にも縛られる事のない、

広げた腕の先に広がる世界。

 

私はこれだけ広い世界を知らなかった。

私はこれだけ広い世界の自由を知らなかった。

 

階段の横、石段に座る。

 

片側に向かって座ると、

脚が宙ぶらりんになり、後ろに倒れようとすると平地に仰向けになれる。

 

もう片側に向かって座ると、

脚を平地に伸ばせるが、後ろに倒れようとすると地面に叩きつけられてしまう。

 

私は後者に恐怖を覚えた。

後ろに倒れなければ、

地面に叩きつけられることもないというのに。

杞憂でしかないのに。

 

自由。

 

私はこの壮大な概念の前では、

やはりちっぽけな存在でしかない。

 

行動さえ起こさなければ、

起こることのない恐怖を縛られてる。

 

それでも、私は変わる。

 

自由は私の内にしかなくて、

私の内は自由にしか求められない。

 

世界を泳ぐ。

私はそれが出来るほどに自由だった。

ただ、気付かなかっただけだ。

 

私は変わる。今日、ここから。

 

私の存在を全力で肯定できる私になる。

 

私は、自由だ。

 

 

 

孤独

孤独。
でも今は耐える時。
他人の優しさを受け取っては、一人で噛み締める時。

別れは、予期していた事。
遅かれ早かれ訪れていた結末。

それでも、その締めくくり方はあまりに稚拙であった。


別れる、のであれば極めて穏便に、平和な形を望んでいた。


私の踏み切れない一歩が、
相手を苦しめる言葉へと変貌し、針を刺すかのようであった。
責めて、詰って、愚かな事をした。

最後の最後で、
私は信念である優しさを貫き通すことが出来なかった。
誠実さもそこには無かったに違いない。


馬鹿なことをした。
久々の涙は、もはやどの感情を表したものか分からない。


後悔、怒り、悲しみ。
どれとも区別のつかない、混合状態。

希望などない道だった。

それを知っていたからこそ、
立ち止まる勇気も、後退する勇気も無かった。

前へ進めば何かが変わるなど、甘い考えに過ぎなかった。


希望など。


私に突き付けられた過去の遺物は、もはや変えられないもので、
また、他人もやはり変えられないもので。


それなら、もうこの道を進む事等出来ないじゃないか。


私は望む。
かつて敬愛していたその人の幸せを。

私は祈る。
かつて敬愛していたその人の未来を。


私が出来る事は、もうこれくらいしか無いのだ。


さようなら。
馬鹿な自分、馬鹿だった自分。

涙を流しながら、後ろを振り向きたい欲を堪えながら、
あなたを糧に、
変える事の出来る未来を目印に進む事を選びます。

ごめんなさい。

さようなら。

絶望

静かな絶望が横たわる。

それは私へと視線を注ぎ、離してくれない。

 

不思議と私を襲ってくることは無かった。

私という小さな存在を囲むかのように、

それはただ眺め、じっとしている。

 

いっそ、心の臓まで貫いてほしい、

とさえ思う。

 

心まで一つの色で染め上げられたなら、

すべき事はたった一つなのだから。

 

死、がちらつく。

 

私はこの崖を飛び降りることが出来ない。

最後の理性が死ぬべきではないと引き留める。

 

生存本能、なのだと思う。

人格、性格、感情以前の原初的本能。

よもや理性以前のものかもしれない。

 

それでも積極的に死へ向かう気力すら、

今は失っている。

私は結局どちらつかずの半端者でしかない。

 

恥を感じざるを得ない。

 

生きる屍さながら、

生きながら死んでいる現在の自分に対して。

 

家の中に溜まったごみが、

一歩踏み出せない私の小さな勇気を象徴しているようで、

厭わしく思われた。

 

 

 

沈黙。涙を飲む沈殿。

そこに涙はないが。

 

声に出ない感情が、渦巻く。

孤独が、渦巻く。

 

死にたいなんて、もう思わない。

ただ生きる事の辛さをひしひしと身体を痛め付ける。

 

痛い。

頼るべき相手は頼るに至れない。

真に頼りたい存在、そんなの、もう分からない。

 

仲間がいてなおの事それ以上を求める。

何故。

 

何が欲しいのか、欲しかったのか。

私にはもうなにも分からない。

 

ただ忘れたかった。

忘れられるほどの衝撃が、刺激がほしい。

生にしがみつくために。

 

待っているのは、極めて平凡な優しい日常。

 

その真綿のような優しさが、

今はとてつもなく痛くて仕方がないのであった。

 

過去へ

10年前の私、こんにちは。

15歳の自分。

今頃進路に悩んでる時期かと思われます。

 

あなたは真面目に過ごしてきました。

模範的であろうとして、疲れてきました。

 

あなたも気づいてくる頃でしょう。

真面目さは、時に自分を縛る鎖になります。

 

自分に差し伸べられた手を刃と誤解しては、

その鋭い警戒心からあなたはその手を

握る事は出来ないでしょう。

 

それでいい、とは言えません。

賢い聡い選択とは言えません。

 

やはりあなたはその真面目さから

逃れられることは出来ません。

 

それでも、

自分の中の理性を眺めながら、闘うこと。

プライドを持ちながら馬鹿になる方法はあります。

 

いや、あなたは見つけざるをえない。

対峙せざるをえないのです。

 

あなたの理性とちっぽけで堅固なプライドは、

誇って、強くあろうとしていい。

 

私は昨日、誇りを捨てました。

 

自分を守るため、の言い訳を初めてやり遂げました。

 

それでも私という人間は、

自我は変わるに至らなかった。

 

この真面目さが、いかに卑小で憎んだか

もう既に覚えていません。

 

あなたはいずれ、初めて創る、

ということを体験します。

 

あなたの手で創り、積み上げていくのです。

そしてそれはあなたを助けてくれる糧になります。

 

あなたはその存在を無視してはいけない。

 

あなたの真面目さの表裏一体となった、

衝動性が刹那の美しさを求めてドミノを倒す羽目になっても。

 

積み上げられたものは途中経過でしかない。

その事に私は気づいて欲しい。

 

美しさなど、ほんの一瞬の誘惑に惑わされた幻影でしかありません。

 

生きて、ください。

 

生きる事は、綺麗な事などではありません。

 

それでもあなたのゼロから創り出した創造物は無駄にしてはいけないのです。

 

私は答えを求めて、それでもまだ見つからない。

 

貰ったものをあなたの中で創り直し、

あなたの解釈で以て生きて欲しい。

 

傷だらけの身を、

自然体の美しさを見出してくれる仲間が、あなたにはいます。

 

あなたを大切にしたい、私より。

 

 

狂気

命の燃料。

それが今まで何だったかを意識した事はない。

しかし、今ではそれがわかる、気がする。

 

私の中で燻り続ける狂気の炎。

つゆも消えてくれず、燃え広がり続ける。

 

破滅願望。

ピタリと最後まで当て嵌めたパズルをバラバラにせんとする欲望。

順風満帆に進んだ事を破壊せんとする衝動。

 

独占欲。

手に入らないものへの痛いほどの固執

血の滲むような方法で、傷を増やしながらも 手を伸ばし続ける貪欲さ。

 

正常と異常の狭間を行き来する自己。

脳は自動思考で侵され、自律を失いかける。

 

私、がここまで醜い生き物だったとは。

 

しかし、自己の醜さを恥じたくとも、

今は自分の中に過ぎ去っていく思考の屑を眺める事しか出来ないでいる。

 

自分が自分でなくなっていく、

いや、自分が徐々に遠くなるのを感じる。

 

それは人間の精神の、ささやかな抵抗、防衛の形なのかもしれない。

 

今、私はどのような表情をして、

世界に存在しているのだろう。

 

どこにいても存在する浮遊感と空虚感。

私を辛うじて地に留めるのは狂気という人間の性。

 

狂気ではなく、誰かに、

繋ぎ止めてほしいのだと思う。

 

それでも、私は知っている。

 

私を繋ぎ止めるのは所詮自分だけなのだ。

 

血みどろの視界、泥だらけの意識。

 

早く、私であったもの、を回復できますように。