双極性Ⅱ型の呟きの行く先

双極性障害Ⅱ型の現役早稲田生。将来は不透明。

自由

理由もなく、せわしない街を歩く。 視界に入った公園に寄り、 太陽光に当たりながら本を読む。 何と緩やかな時間だろうか。 誰にも何にも縛られる事のない、 広げた腕の先に広がる世界。 私はこれだけ広い世界を知らなかった。 私はこれだけ広い世界の自由を…

孤独

孤独。 でも今は耐える時。 他人の優しさを受け取っては、一人で噛み締める時。別れは、予期していた事。 遅かれ早かれ訪れていた結末。それでも、その締めくくり方はあまりに稚拙であった。 別れる、のであれば極めて穏便に、平和な形を望んでいた。 私の踏…

絶望

静かな絶望が横たわる。 それは私へと視線を注ぎ、離してくれない。 不思議と私を襲ってくることは無かった。 私という小さな存在を囲むかのように、 それはただ眺め、じっとしている。 いっそ、心の臓まで貫いてほしい、 とさえ思う。 心まで一つの色で染め…

沈黙。涙を飲む沈殿。 そこに涙はないが。 声に出ない感情が、渦巻く。 孤独が、渦巻く。 死にたいなんて、もう思わない。 ただ生きる事の辛さをひしひしと身体を痛め付ける。 痛い。 頼るべき相手は頼るに至れない。 真に頼りたい存在、そんなの、もう分か…

過去へ

10年前の私、こんにちは。 15歳の自分。 今頃進路に悩んでる時期かと思われます。 あなたは真面目に過ごしてきました。 模範的であろうとして、疲れてきました。 あなたも気づいてくる頃でしょう。 真面目さは、時に自分を縛る鎖になります。 自分に差し伸べ…

狂気

命の燃料。 それが今まで何だったかを意識した事はない。 しかし、今ではそれがわかる、気がする。 私の中で燻り続ける狂気の炎。 つゆも消えてくれず、燃え広がり続ける。 破滅願望。 ピタリと最後まで当て嵌めたパズルをバラバラにせんとする欲望。 順風満…

痛い。 左手の傷を見る度に、 馬鹿なことをした、と後悔する。 きっかけは愛をめぐる、病的な認知と行動。 ただそれだけであった。 人を愛し、人に愛され、 愛し合う関係になればなるほど、 何故距離が遠くなり、痛みが伴うのだろう。 思いやるが故にすれ違…

幸福

日常は幸せなのだろう。 生きていく事は幸せなのだろう。 四肢を自由に動かし、心をもって自由に表現する。 なんて幸せなことなのだろうか。 さて、これは建前である。 業が追ってくる程欲深いのだろう、私は。 アイスコーヒーの氷水をすすっては旨いと 自分…

混沌

この頭の中のカオスは何と表現したらよいだろうか。 双極の混合状態とも言いづらい。 何故なら感情は伴っていないからである。思考の浮上、沈殿、その繰り返し。 泡となって浮かんで消える、その繰り返し。バグ?エラー? 誰が教えてくれるものか。 言葉が、…

人間の欲は底無しだ。 欲しくなって、得て、欲しくなる。 この無限ループと言っても良い。 私は欲しい。 自分が得ることの出来なかった過去の遺産。 得られないと諦めていた未来の至宝。 欲は目を眩ませる。 私の願いは願えば願う程、 いや、願ってしまった…

弱音

さて、更新が多くなるのは 悩みが肥大化しつつある兆候である事は 私が一番よく知っている。 人間やらねばいけない事が増えると 思考のネットワークを活性化させ、 リソースをフル活用せねばならない。 そうしてしまうと、必然的に意識上から溢れていた自身…

哀情

この感情に名前をつけるとしたら、何と呼ぼうか。いつからか、泣きたいと思っても泣けなくなった自分がいる。 どれだけの悲しみも、ただの重りとなって、 脳を地に落とすような感覚。感情が浮上しない。 抑うつ状態となり、思考の抑制が起こるものの 不思議…

知識

知識は最大の武器である。 これは格言といったものではなく、 身をもって体感した身近な言葉だ。 私は自分の知識の偏りと不足に、 コンプレックスを抱いている。 自分の脳で処理しきれない知識は、 ぬるりと水を滑る油のように落ちていく。 概念を獲得しても…

罪が背中を這いずり回るという表現は既にクリシェと化している。 しかし、私はこの使い古された表現を確かなものなのだと体感する。 蛇の這いずるような気色悪い感触。 一瞬にして体温が低くなり、冷や汗が出るかのような感触。 私はどの宗教も信仰してはい…

シャワーの蛇口を捻る。 冷たい水から徐々にぬるま湯、熱湯へと変わっていく。 肌は温度の変化を敏感に感じ取り、 瞬間的に脳が熱暴走したかのように感じる。 シャワーを頭からかぶる。 ニューロン間の電気信号が、火花が散るかのように感じる。 ほんの瞬間…

言葉

言葉が好きだ。 人々が紡ぐ言葉が好きだ。音声、文字、媒体は様々ある。外国語が好きだ。 一つの言語の総体、体系のネットワークを眺め、潜るのが好きだ。 しかし、 私はこの言葉に対する好きという感情に、 論理的な根拠を与えることが出来ないでいる。 何…

寒い。 久々の雨。 傘を持つ手の甲には、悲しくも雨粒が乗っている。 私の体調は天候にいとも簡単に左右される。 天気予報よりも、私の体調で天気が予測できるかのようだ。 それでも屋根に雨が当たる音は好きだ。豪雨の激しい音には恐怖を覚える事はあるが。…

今日だけで2回目の更新になる。 というのも、何かをしていないと辛いのが現状だからだ。 ここ2週間で私の心身は大幅に削られた。 物事が考えうる最悪の結末を迎えたからである。 恐怖が私の心を支配する。 辛い。それに加えて少々の孤独。 辛い。自責の日々…

肉※閲覧注意

私の目の前には二つの袋がある。猪と鹿の死体が入ったビニール袋。 それも何重にもビニールテープで巻かれていて固定されている。 袋の角には赤黒い血が溜まり、内側には水滴が張り付いている。生きていたものの最後のなれの果て。 それまで生きていたことの…

本来なら雨季の低気圧にやられて、調子が悪くなる6月。そして7月。 今年は降水量が少ないのか、曇り空は続くものの、雨の冷たさには触れずに済んでいる。 霧吹きのような小雨に対して、傘をさす者、ささない者がキャンパスを闊歩している。 私は傘を持ちたく…

子ども

天気予報が頼りにならない時期である。 雲の切れ間から差すわずかな光を求め、この時期にしては珍しく外出が多くなった。 課題に追われていた忙しい日々も、今となっては遠い過去のように感じられる。 そんな日々を終え、一段落した今日。 ボランティア活動…

海底

雲から差す光の束は、薄明光線というそうだ。 雲の切れ間や端から光線が放射状に射すこの現象は、 別名として天使のはしごともいうらしい。 しかしこの強い光線すらも、深海には届かない。 ましてや海底にまで届くこともない。 そもそも、深海の定義は太陽光…

憩い

桜はあっという間に散り、緑の鮮やかな葉だけが生命力たくましく残った。 大学の灰皿スタンドまで枝を伸ばし花をつけていた桜の木も、今では枝の先まで葉がびっしりと生えている。 私の大学にはいくつかの喫煙所があるが、この場所が私の居心地の良い居場所…

文字

一時期の忙しさが嘘のように、ゴールデンウイークがやってきた。 地上に着地することもないたんぽぽの種子のように、地につかない日々を過ごしている。 最近の低気圧は特に自分には厳しく、白と黒のコントラストがチカチカして文字すら読めない日が続いた。 …

「死にがいを求めて生きているの」

これは朝井リョウ氏著作のタイトルである。 読書感想文は好きじゃない。 人に好まれる文章をあれこれ考えるのは性分に合わないものだ。しかし、この一冊をとって感じたことを、ここで書き留めておきたいとも思う。あらすじなどを知りたいのなら、このブログ…

忙しさ

桜が満開になるのは早い。 そして気づけば春一番に吹かれ、道路が花びらで覆われる。 そんな桜のように、満開になっては吹かれる、慌ただしい時間を過ごしていた。 通常の就活を断念し、試験を終え、そしてまた試験に追われている。 そして気づけば2日後には…

先輩

13,14時に起きることが習慣化されつつある。 季節の節目が不思議ともたらす、だるさは相も変わらず、 シャワーを浴び、化粧をし身支度をする。 昨日は所属するゼミの送迎会だった。 卒業式を控える四年生にお祝いの言葉と、小さな花束を手向けた。 4月が始ま…

回顧

人と横並びになる事を嫌い始めたのはいつ頃だろうか。 いや、正しくは自分を周りと同化させる事が嫌になったのはいつ頃だろうか。小学生の頃は、はっきり言えば、秩序愛がとても強い時期であった。 今思えば、この年頃にしては珍しいタイプの人間であったか…

某企業の説明会を終えると、その疲労感はもはや痛みと化していた。 スーツという鋳型は、ここまで体を締めあげられるものか、と改めて感じる。 緊張を和らげるために、適当なカフェを見つけて入る。 ブリキのマグカップに入ったアイスコーヒーは、 底の見え…

黒猫

私の家の前には畑と桃の木がある。 畑はいつも、玉ねぎだろうか、が栽培されているらしいが、 現在は見る影もなく、土も見えないくらいに雑草が茂っている。 太陽が落ち、空が暗くなってきたころに買い物から帰ると、 雑草畑へ黒い猫が一匹、走っていくのを…